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銃刀法って知ってるか? または『俺達は傭兵じゃない!』

2006.05.26 - 02:57 [knockin' on outdoor!]

ウェンガー

先日エントリーを上げた中で登場した友人
仕事から帰宅する途中で電話を受けたので、何事かと出てみた。

友人『届いたんですよ、ランボー・ナイフII』

私『・・・』
どこで買ったかは知らないが、ホントに買ったのか、コイツ・・・。
友人『これでどこでもサバイバルできますよ』
私『あのなぁ、スイスチャンプとコンバットナイフぶら下げて、お前どこ行くつもりや? 富士樹海か?』
友人『マジでいらないんですか? ナイフ』
私『いらないって』

ナイフってのはアウトドアで使用するに当たり、全ての機能においてそれぞれ専門の道具には遠く及ばない。
料理をするなら包丁。
ヤブを漕ぐならナタ。
木を切るならノコギリ。
薪を割るならオノ。
穴を掘るならシャベル。
単一機能を持たせた道具の方がはるかに効率的だ。ただ、装備の総重量を考慮して、使い勝手の悪さに目を瞑りナイフで済ませる・・・というのが実のところなんだわ。
だから単独行動(シングル)ではなく複数でキャンピングする場合、誰かがナイフ持ってたら、あとのメンバーはそれぞれ専門道具を持って来る方が結果的には快適に過ごせる。

友人『えー。せっかく買ったのぃ』
私『あのなぁ。そんな刃渡り20センチもあるナイフ、銃刀法って言葉知ってるか? お前』
大体、銃刀法に触れるのは刃渡り6センチ以上の刃物だけど、それ以下だって街中で持ってたら軽犯罪法に引っかかることも多々あるからね。
目的なしに携帯するものではないのだ。
あくまで自己責任で管理でき、かつ必要に迫られるのでなければ、国家権力に拘束されても文句は言えない。

通常範囲内のアウトドアでは、大型ナイフなんてかさばるばかりで重石くらいにしかならない。
屋外で漬け物でも漬けるつもりか?
重くて使い回しの利かないジャングルナイフやコンバットナイフより、木を削ったり細々した作業をこなす刃渡り6センチ以下の折りたたみナイフ(フォールディングナイフ)。
ワンハンドオープンクローズ、要するに緊急時に片手で刃を開けるくらいの小ぶりのもので充分。
ガーバー イージーアウト ジュニア
ガーバー イージーアウト ジュニア








また、魚を捌いたり穴を掘ったりする時に使う柄までブレード一体型の一枚刃ナイフ(シースナイフ)が便利。血が付いたナイフは洗わないと錆びるし、、海で使うと海水の塩分でこれまた錆びるから、柄が折りたたみ式ではなく、その上樹脂製のものを選んでおくのが便利。
これも大型は必要ない。せいぜい刃渡り8センチもあれば充分。それにしたって地面に穴を掘る時はそのくらい欲しいからという理由。
BUCK(バック) ダイヤモンドバック 3.25
BUCK(バック) ダイヤモンドバック 3.25








それにマルチツールはあれば充分。
そもそも単に料理したいなら100均で包丁買う方がはるかにマシ。
どうしても料理主体で荷物を減らしたい。しかもナイフが使いたいなら、折りたたみ式で刃渡りが10センチを超えるものも必要かもしれない。
それだと刃が細身で細工に向き、かつガンガン切れる・砥げる必要があるわけで、
オピネル フォールディングナイフ#12
オピネル フォールディングナイフ#12








これで全て事足りる。

コンバットナイフなんて戦闘用だ、何に使うつもりだ。

安価で丈夫なこと。
これが最優先。道具として使うなら、これに勝る利点はない。
レアメタルを使ったり、高名なデザイナーの設計であったり、稀少材料で装飾されたりといったレアナイフは実用的ではないし、コレクター向きだと思う。
友よ、どうしてもコンバットナイフが使いたいなら傭兵にでもなっておくれ。


ウチのサークル、キャンピングの時は万一の点呼に備えて先輩と後輩がバディシステムを組んでいた。
で、先輩が後輩に初めてキャンピングに連れ出す時に、愛用のナイフをプレゼントするって慣わしがあったんだが・・・。

こいつにはやらん。

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