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2006.06.09

それ、なんてデフォルト?

仕事に出勤した直後。
更衣室へと向かう従業員通路で不意にかけられた声に振り向くと。
そこにはレジ係の女の子二人の姿が。
一人目の女の子『あー。少佐さん。オハヨウゴザイマス!』
いつもながら元気な声だ。この子のこういう朗らかさは子供達に大人気。「レジのおねーちゃん」という呼び名で親しまれている。
――むろん、大人達にも大人気なんだけどな。ここでは便宜上、藤花(仮名)としておく。
私『おはようございます』
藤花『雨、大丈夫でしたか?』
私『あー。かなり降ってるからボトボト。寒いし着替えるわ』
藤花『風邪引きますって』
こういう何気ない会話を卒なくこなすのは、一つの才能といえる。まして、一回りほども歳の違うおっさんに話しかけて互いに不快感を微塵も感じさせずに会話を終了させるというのは難しいものだ。そりゃ部署が違うんだから挨拶程度で頭下げておけば角も立たないんだけど、それでも話しかけるという行為は正直、すごいと思う。
話さずに済ませられるなら話さすに置こう、という考え方は、彼女の中には存在しないのだ。
二人目の女の子『少佐さん、あかんやん』
藤花の隣に立つ女の子、こちらはタメ口。ただ。不快感はこの子もない。関西特有というか、タメ口の中にも色んなバリエーションがあって、ちゃんと礼儀を以って接するタメ口は失礼ではなく親近感を抱かせるのに役立つ。一線はキチンと理解している回転の速さは、見ていて気持ちいいくらいだ。
――むろん、この子も大人気なんだけど、話しかけたくもない相手とは会話を切り上げるために丁寧な敬語で話してる辺り接客のプロであるのだが。ここでは便宜上、凪(仮名)としておく。
凪『パンツ透けてるで』
私『マジでか!? あかん、別のチノパン買ってくるわ』
凪『うん。こんまま売り場出たらヤバいで』
私『あいよ。二人ともガッコは?』
藤花『休講ですよ』
凪『起きれんかってん』
揃って自主休講かい。まぁ、気持ちは分からんでもない。
私『んじゃな』
カバンをかけ直して振り返ろうとしたその時。
藤花『少佐さん、前から聞こうと思ってたんですけど』
は?
凪『わ。それ聞くか』
あ。

!!!!!

私、知ってる。こういうシチュエーション。
仲のいい女の子同士二人が男の人に声をかけて、で、『今付き合ってる人とかいるんですか?』とか訊ねるってやつじゃない?
マンガとかではよくあるし、この人の得意ジャンルのエントリーなんかで読んだことあるような、ないような。
私『な、なに?』
凪『あー。えと、んー』
藤花『凪ちゃん、はよ訊いてーやー』
凪『藤花、あんたズルいな』
藤花『じゃあアタシ訊くわ』
凪『ええわ、私訊くから!』
藤花『やったぁ♪』
凪『あんな、少佐さん・・・』
私『はい、ななななんでしょうか?』
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