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2006.07.22

お味噌汁統計学

人員編成の加減でいつもの出勤時間と全く違う時刻に出勤。
折からの大雨の影響でお客さんの足色は良くないし、そもそも商品入荷自体がトラックの交通状況悪化で遅延の一途を辿っているので定刻通りになるはずもなく、要するに朝早くから待機状態だったわけですわ。

それでもお昼ご飯が定刻休憩のシフト通りに食べられるなんて、一年に一度あるかないかのことなので、食堂のおばちゃんが帰ってしまう時刻ギリギリに駆け込む常連としては悪いことばかりでもない。
そんなこんなで食堂へ。
おお、普段見かけない・会わない人達を発見。
そりゃそうか、なんてボンヤリ考えながら温かい(←ココ重要)定食を食べてると。
ウチの職場の食堂は、カウンターに並んだトレイに、自分の買った食券のお惣菜を取った後、セルフでご飯と、具だけを先に入れてあるお椀にお味噌汁をよそうのですが・・・。
このお味噌汁コーナーが、熱い。
本日のお味噌汁はワカメの味噌汁だったんですがね。混んでることもあって、みんな焦ってお味噌汁のお椀にご飯をよそってしまうんですわ。

ケース1
颯爽とやってきた長瀬愛が、軽やかな動作でワカメのお椀にご飯をよそってしまう。
長瀬愛、沈黙。一瞬考え込み、振り返る。視線の先には私の同僚(ここではその足の短さから仮にジオングと呼称する)。
長瀬愛『ねー、ジオング君。お味噌汁ご飯、好き?』
ジオング『え? 朝たまに食べるけど』
長瀬愛『そ♪』
ジオング『なんで?』
長瀬愛『はい、これあげる♪』
ジオング『ありがとう!』


・・・私なら拘束制御術式を解放してるな。

ケース2
疲れ果ててやってきた、食料品売り場のパートさん、仲のいいパートさん仲間と話しながら注意不足でワカメのお椀にご飯をよそってしまう。
パートさん、沈黙。一瞬考え込み、振り返る。視線の先にはパートさん仲間。
パートさん『うわ、やってもうた』
パートさん仲間『ヒャヒャヒャヒャ、アホやなー、アンタ』
パートさん『疲れてるんかな、昨日遅うまでテレビ観てもうたからやろか?』
パートさん仲間『お客さんに出すモン違ごてよかったやん。もったいないから食べや』
パートさん『そやな、お腹入ったらみんな一緒やし。・・・みんな腹の肉やわ!!』
そしてお茶碗にお味噌汁を注ぐ。


・・・おばちゃん、ありがとう。今日の夜食はおばちゃんとこの売り場で買うわ。

ケース3
トコトコっとやってきたレジ課の女の子が、せっせとトレイを抱えてようやく辿り着いたカウンターでワカメのお椀にご飯をよそってしまう。
レジ課の女の子、沈黙。一瞬考え込み、振り返る。視線の先には食堂のおばちゃん。
レジ課の女の子『なー、おばちゃん』
おばちゃん『なんや? どうしたん?』
レジ課の女の子『ご飯間違えてん。ポイしてもええ?』
おばちゃん『ええっ!?』


・・・貴様、舐めてるのか。額に筆ペンで「米」って書くぞ。

ケース4
スタスタっとやってきた別のレジ課の女の子が、慣れた手つきでトレイをヒョイっとピックアップして、空き席を探しながらワカメのお椀にご飯をよそってしまう。
別のレジ課の女の子、沈黙。一瞬考え込み、にっこり笑う。視線の先にはワカメの上に盛られたご飯。
そして何事もなかったかのように席を探し始めた。


・・・???

気になったので、にっこり笑った女の子を手招きして呼び止めた。
女の子『あー、少佐さん?』
私『ここ、もう行くから空くで。使って』
女の子『いいんですか? コーヒーは?』
私『混んでるから邪魔やし、あとでいいわ。だから座り』
女の子『ありがとうございます!』
私は自分のトレイを持ち、立ち上がる。
私『なぁ?』
立ち位置を替わり、席に着く女の子が見上げる。
女の子『はい?』
私『さっきな、お味噌汁のお椀にご飯入れてたやん』
女の子『わ、見られてました? うっわ、恥ずかしいなぁ』
私『それはええんやけど、なんで笑てたん?』
私の質問にキョトンとする女の子。そしてまたにっこりする。
女の子『ワカメご飯にしたらええかって思って。お味噌汁はあとでええかなって』
そう。
この子、お茶碗には手を付けず、お味噌汁を入れずに、ご飯だけ盛ってきたのだった。
私『あとでええんか?』
女の子『はい』
私『え? 何で?』
女の子『うん。だって(食堂の)おばちゃん、そしたら洗い物一つ減るやん』


さて、問題です。
これらのケース中で、私の好む「天然」とは一体どのケースの女性でしょうか?
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