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よう。久しぶり。

2007.01.17 - 23:22 [日常生活雑文]

手帳たち

自慢ではないが、私は手帳を上手く使いこなせない種類の人間だ。
従って、梅雨を迎える頃には手帳の役目を終えたパルプの綴じ紙がメモ用紙に取って代わっているなんてことはザラ・・・、というか、毎年の恒例、もはや風物詩ですらある。
もっとも、それが分かっている上で、一応給金で糊口を凌いでいる者の常として、それなりに毎年末には気分を改めて手帳を購入するという儀式には参加しているわけだが。

ここ数年はイノヴェーター、そのまえはオレンジページの手帳を使っていた。前者は紙質が個人的には大好きで書きやすく、後者は質実剛健さが気に入っていた。それよりも前になると、システム手帳。大学生の頃は講義管理に活躍していたな。

引っ越しの時、唯一処分できなかった、私の最後のシステム手帳。
そうそう、毎年毎年見栄張ってそこそこお金かけた手帳買ってたのに、この手帳を買った年末は有馬記念でボロ負けして、選択肢なく無印で買い揃えたんだっけ。
例年なら初夏くらいまで飽きるのを騙し騙し使い込む手帳。
それが真新しいまま、12年間放置してある。
大学の後期試験初っ端、西洋哲学史の試験の前日に予定を書き込んだまま、以降のスケジュールを失ってしまった手帳。
その数ヵ月後、この手帳に最後に追加して書き込まれた言葉はたった一言、『もうこれで終わりだと思いたい』という、今思うと甚だ的外れな言葉なのだけれど、20歳とそこそこの若造は、必死で何かを残そうと考えていたのだろう。
もう会うことの出来なくなった友達たちと、それぞれ最後のお別れをした日を書き込むことに、果たして何の意味があったのか。
当時の私にそれを見つけることは出来なかったけれど、12年経った今、真新しい手帳を繰りながら取って置きのフォア・ローゼスのプラチナを飲むことが出来るようになった。
また、来年な。


このエントリーを上げたら、またいつもの腰痛持ちのオタクのおっさんに戻ります。

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